Aクラスから始まった楽し~いカーライフ
それは衝撃の出会いでした。
何気な~く入ったヤナセのショールーム。
輸入車に興味が無かったころは「腐ってもベンツ」と言っていたAクラスでしたが何故か存在感があってカッコいい。モデルチェンジしたことすら知りませんでした。
購入するクルマを探していたので早々に妻をディラーに連れていきました。
価格帯はそれまで所有していたプリウスと変わりません。
3回試乗させていただきましたが国産コンパクトカーよりは優れていることは分かりましたが本当の良さは分かりませんでした。
セールスさんの熱意もありとりあえず契約しました。輸入車は国内在庫があれば納車は早いです。契約後約2週間で納車してくれました。
マイカーとなり納車後2週間後に福岡まで遠征。それでメルセデスベンツの本当の価値が分かりました。これまでの未体験ゾーンに遭遇したのです。
環境は大雨でしたが何という操作安定性と高速域での静粛性。これはかつて体験したことがなかった領域です。輸入車に対する評価がグッと高まりました。
それを体験したらプリウスの性能は妥協の産物としか見れなくなりました。燃費だけにエネルギーを費やしてクルマ本来の性能は適当でいい。これまでの運転に対するスタンスもセコく感じてしまいました。クルマはもっと楽しいものだと感じたのはその時です。
以前から欲しかったオープンカーでしたが所有するチャンスは何度かありました。しかし、発想が国産車しかなかったので購入には至りませんでした。もし、購入していたらすぐに失望してすぐに他車に乗り換えていたでしょう。
Aクラスの購入後に色々な輸入車ディーラーに行きました。シトロエンのディーラーでは「買った後で見に来る人も珍しいですね」とも言われました。
アメリカ車で共感できるクルマには遭遇できませんでしたがドイツ車以外の輸入車ディーラーで共感できるクルマにたくさん出会うことができました。
最終的に共感できたのはフランス車のオープンカーでした。大衆車ベースで楽しいクルマ作りはプジョーをはじめシトロエン、ルノーでも感じることができました。ドイツ車のオープンカーはプレミアムすぎます。
その時に最もアグレッシブさを感じたのはプジョーの206CCでした。
欲しかったですがAクラスを買った直後だったので新車は購入に踏み切ることができませんでした。
そんな時に出合ったのが3年落ちの206CCの中古車でした。
このクラスのクルマにオープンのスペシャルモデルを安価で販売拡販しようとするメーカーはこれまでのクルマの常識では考えられませんでした。そんなクルマに出会えたのはAクラスで輸入車の既成概念にあった私の常識を覆してくれた延長線上にあったと認識しています。
世界は広い!…そんな当り前のことを教えてくれたのはメルセデスのAクラスです。
それを実感させてくれたのがプジョーの206CCです。
まだまだ私の知らない世界の領域があると思っています。それを知ることで価値観や人生観が大きく変わっていくような気がします。
« 洗車してもムダ !? | トップページ | お勧めの液晶ハイビジョンテレビ »
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
こんばんわ。
私は当初ホンダエアウィーブにしようと思ってました。ガラスルーフとワゴンタイプというのが気に入っていたからです。ネットサーフィンをしている時プジョー307SWを知りました。外国車はまったく頭にありませんでした。同じガラスルーフとワゴンタイプでしたし3年落ちの中古が新車のエアウィーブやカローラフィールダと価格的に変わらなかったのが決め手でした。ただ妻からは大きい車体と燃費の悪さ(燃料費の高さ)が不評でした。私も街乗りでは走りや動力性能に特に魅力を感じていませんでした。別途コメントにも記述しましたが先日神戸淡路鳴門自動車道を高速で巡航したときに素晴らしさを実感しました。妻も「お父さんの言うように確かにいい。」と言っていました。自動車の魅力を知って貰う/知ることは難しいんだなと思いました。フランス車やイタリア車等はどうもイメージを強調するあまり車自体の魅力を知って貰う努力に欠けているんでしょうか。それとも日本の道路事情が魅力を発揮できなくしているのでしょうか。世の中には自分の知らない魅力のある世界があるのだと改めて感じています。ただ外国車ディーラーのサービスには不安があります。これからじっくり見定めたいと思います。
投稿: TROPIC of CAPRICORN | 2007年4月 9日 (月) 19時55分
TROPIC of CAPRICORNさん
プジョーやBMWは府県によって会社が違うので対応に不安がでるのは理解できます。
でも、ヤナセはすごいですよ~。ヤナセのメルセデスへの対応を参考にしてプジョー奈良とお付き合いさせてもらっています。
ディーラーの対応よりもユーザー同士の交流で情報を共有して正しいメンテナンスを確保したいですね。
投稿: 法隆寺 | 2007年4月 9日 (月) 23時39分