橋下ウォッチャー
大阪府の知事さんが大好きです。
彼の頑張りを見ていると涙が湧き出してきます。
私は大阪府を見捨てた奈良府民です。長男は大阪市内の小学校に入学しました。学校の荒れように将来どうしようかと悩んだものです。
幸い2年生の時に名古屋への転勤がありその心配から開放されました。
その後、また大阪に転勤となりましたが住居を奈良県におき大阪に戻ることはありませんでした。
大阪市や大阪府のお金の使い方にも疑問がありました。
バブルの時代でしたが関西空港の建設やあらゆるところに箱物が作られていましたが府民として期待できたものは何ひとつありませんでした。役人さんの机上の空論がそのまま実現しましたが、その裏には政官業の癒着が安易に想像できる状況でした。
その後、他県の住民として大阪の実情をひとごととして観察してきましたが、案の定、府も市も借金まみれになり泥沼になっているようでした。
そこに現れたのが橋下徹知事。
就任早々から過激発言の連発でマスコミを賑わせてきました。言ってる内容は間違っていないので興味をもって大阪府のホームページにアクセスしました。
そこにはとてつもない情報公開の世界がありました。
特に興味をもったのは「知事の記者会見」の模様と府内外からの一般国民から寄せられた「知事への提言」の公開です。
テレビのニュース番組で何度も放映されたまさにその場面が前後を含めてノーカット映像で見ることができます。これでマスコミの編集のクセが分かりました。
続いてリンクされている大阪府議会のホームページでも昨年5月以降の府議会のすべてが映像で見ることができるようになっていました。
2月のWTC議会は圧巻です。
面白おかしく編集し、そして勉強していないコメンテーターが新聞や雑誌、テレビのニュースだけで仕入れた情報を基に偏見に満ちた解説をして間違った世論が形成される最近のさまが見てとれます。
参考なでに奈良県や国の省庁などのホームページを見てみましたが、本音の情報は何ひとつ見当たりませんでした。
昔から「お上がなんぼのもんじゃ」という大阪気質がありますが、勉強して理論でお上のおかしいところを変えていきたいという橋下知事の気持ちが情報の公開により府民のみならず国民が共有でき、それが大きな力となって世の中がいい方向に変わっていく…これが情報公開の意義の本質であることを理解しました。
ふるさと大阪がよくなっていくさまが嬉しくもあり、奈良県民として羨ましくもあります。
橋下徹知事に関心がある方は一度大阪府のホームページの知事室や大阪府議会のホームページで得られる情報量の多さに触れてみてください。そして自分たちの自治体も同様の情報公開がなされるように都道府県や市町村の行政に関心をもつべきだと思います。
今後もマスコミで象徴的に露出される大阪府知事の情報を大阪府のホームページ上で公開されている真実を知って今後の国や自治体の行政のあり方を考えていきたいと思っています。
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