試乗させてもらいました

月曜日なのに、トヨタのショールームに電気が点いている！

「大型商品の発売日なので準備をしているのかな？」
ショールームに寄ってみました。
「今日は休みじゃないんですか？」
「いいえ、営業していますよ」

ショールームは空っぽで掃除をしていました。

仕事を済ませた帰り道、ネッツ店にも新型プリウスが展示されていましたし、先ほど寄ったトヨペット店ではショールームにシルバーの新型プリウスが誇らしく展示されていました。
発売までに２回見ていますが、じっくり触れるのは初めてです。

キープコンセプトですが確実に進化し、高級になっています。
新型でもプリウスはプリウス…懐かしい感じと、全く関心が失せていたプリウスへの興味がわいてきました。
時間がないので一旦仕事に戻り、業務終了後にもう一度そのディーラーに行きました。
今度は紺の試乗車も用意されていて何組かのお客さんがクルマの周りで会話していました。

しばらくセールスさんと会話していると他のお客さんはいなくなっていたので試乗を依頼してみました。
近距離ならいいとのことで、早速コックピットに。

座席に座った感覚がとても懐かしい。基本操作のいくつかを忘れていました。
ステアリングがチルト＆テレスコピックになっているのがGOOD！
ただテレスコはもう少し引き出せればいいのにと思いました。
ハイブリッド回路を起動させる方法とシフトはすぐにできましたが、パーキングブレーキの解除方法がわからず、セールスさんに聞きました。

アクセルを軽く踏むと音もなく発進。広い道に出るまでは徐行しましたが、この速度域では静かで当たり前。広い道に出るとアクセルを踏み込んでエンジンが回転する領域に入っていきました。
１８００ccエンジン音は前の１５００ccエンジン音よりも落ち着いた音で、回転が上がってもヒステリックな音ではなく、不快感のない低音で渋い音でした。
減速するときの回生音がプリウスらしくてとても懐かしい。乗り味は輸入車と比較しても遜色ない出来だと思いました（発売記念日なので少々ご祝儀が入ってるかな!?）。

わずか３～４kmでしたが品質の向上が実感できる有意義な試乗でした。
総じた感想は、新型プリウスは進化して高級車の領域に。インサイトと比較すると、デザインが子供っぽくない。安っぽくない。本物のハイブリッド。

どのグレードでもエアバッグやS-VSCが標準装備で、ヨーロッパ車に比べて安全装備がフル装備で日本向け国産車の欠点がありません。
新型プリウスはエコ派ユーザーや輸入車ユーザーをも取り込んで大ヒット商品になる予感がしました。

安価なハイブリッドとして売り出しているインサイトは安全装備を取り外して安くしているので、そのトリックがバレた暁にはプリウスのひとり勝ちになるだろうなと思いました。

旧型で成功した日本とアメリカに加えてヨーロッパでも受け入れられると世界制覇も夢じゃないですね。私も欲しいです。

（写真は新しい携帯電話機のカメラの画像です…自分的には合格点ですがどうですか？）