中高生がう～ろうろ

最近、大阪府内に行くことが多くなりました。
どちらの府県でも目立つのが中高生がうろうろ街を歩く姿。
新型インフルエンザの影響で休校になった生徒たちが遊びまわっています。
異なるのは大阪府では全員がマスクを、奈良県では誰もマスクをしていません。

最近、マスコミ（特にテレビ）の報道が異常です。
同じネタを各社が朝から晩まで報道します。活字離れの昨今、若者のニュースソースはたまに見るテレビかネットのSNS.。どちらも情報が極端です。

今回の新型インフルエンザは毒性が低く、生命には別状ないと認識されているようですが、患者が公表されている大阪府と公表されていない奈良県では正反対の光景を目にします。

休校を決定した学校ではうがいと手洗い、そしてマスクの着用を指導しているはずです。ただ、身近に感染者がいる大阪はやはり自分の身に危険を感じるのかマスクを着用している子が多いように感じます。
一方、奈良ではほとんどの子がマスクを着用していません。発症者の報告がないので安全だと思っているのかな？学校では同じ指導を受けていると思うのですが…。

大人も同じ傾向で奈良県内のマスク着用率は低いです。
こんなに近くて近鉄が４本、ＪＲが１本大阪と奈良を行き来しているので奈良に感染者がいないはずがないと思うのですが…。

とにかく行政からの発表は大阪府の感染者が毎日増えていくのに対して、奈良県ではいまだ０ということになっています。

危機管理という意味では大阪の勝ち、住民の安心という意味では奈良の勝ち。本当の、パンデミックになったらどちらの住民が大きな被害を被るのでしょうね？